2012年1月6日金曜日

素敵なエピソードが届きました

金子さんから素敵なお話を伺うことができました。

縁って、本当に不思議で素敵なものですね。


では、ご紹介します。


◇◇◇

余談になりますが、不思議な縁のお話です

以前、復興の湯を閉じるときに、奇跡の松の写真とお手紙を
いただきましたよね。マンション住まいですので、ポストから
家の玄関までは、距離があります。
ポストから封筒を取り出し、その場で封を切ったのですが、
手紙に気づかず、写真に見いっているうちに、手紙を落として
しまったらしいのです。手紙の存在にまったく気づかず家に
帰ってしまったのですが・・・

その夜、その手紙を届けてくれた方がいました。封筒から出て
しまった手紙ですので、部屋番号も書いていないし、なぜうちが
分かったのかと不審に思っていると、なんとその方は、陸前高田で
ラーメン屋をやっていた方で復興の湯にも何度かお手伝いに
行かれていたそうです。

そこで、ファイルに整理された支援物資の伝票の中に
自分が住んでいるマンションの人(私のこと)から物資が届いていると、
携帯でその伝票の写メを撮って保存してあったのだそうです。
その写真を見せていただくと、確かに私の送った荷物の伝票でした。
手紙に書いてあった、私のフルネームと復興の湯の文字に、
すぐにあの人じゃないかと思い、写真で確認してくれたそうです。

この広い東京で、それもここのマンションだけで千世帯近くあると
いうのに、復興の湯に関わった、まったく知らない者同士が会える
なんて、不思議な縁だなぁと思いました。他の人が拾っていたら
届かなかったかもしれません。あまりの驚きにお名前を聞くのも
忘れてしまいました。

そしてなにより、あのような状況の中、荷物を出したら捨てられてしまっても
おかしくない伝票をきちんと整理されている復興の湯の方々に頭が
下がりましたし、お年賀状までいただけるとは思ってもいませんでした。
改めまして御礼を申し上げます。こちらこそ、ありがとうございました

復興の湯が再復興されたら、ぜひぜひ入りに行きたいです。

                      金子 由紀恵

◇◇◇◇

みなさんとのご縁を今後も大切にしていきたいと、改めて感じています。

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